2020年 7月 なるほど世界の料理  (ベトナムの家庭料理)

日 時 2020年 7月 18日                                                   
ベトナム
講 師  Tra’n The’u ・・・テウさん
料 理 名 プンカー (魚そうめん) ・ 生春巻き  ・ ゼラチンの寒天
 
         料   理   名            写       真 
六月にようやく再開された私達のグループ。今月は私達のメンバーの
一員になられた ベトナムのお料理上手のテウさんをお迎えしました。
コロナのせいで しばらくお仕事も縮小になり 時間的な余裕も出来
喜んで引き受けていただきました。

彼女も今回二度目です。前回の経験後 私達の正会員に加わって
下さいました。 賢くて 明るくて とても優しい女性です。

おうちの近くには畑を借りて パクチー シソ 青梗菜など いろいろな
野菜をそだてておられます。さあ 一品目はなんでしょうね。 
最初に教えて頂くのは ベトナムの「魚の麺」です。私達は魚の骨は
実をほぐすと すぐに捨ててしまいますよねー。テウさんは魚のあら
骨、皮 全部をすり鉢で摺って!摺って! 使われるんですよ。
とってもk美味しい出汁がでるのよ!!!と 教えて頂きました。
なるほど・・・・ 私も早速みならわなくちゃ!! と思いました。
骨からのおいしい出汁は ソーメンの美味しいスープになるんですね。
そして 魚の実はてんぷらとして揚げ ソーメンのトッピングです。
ソーメンの出汁は 他に鶏がらスープやナンプラーの入った ベトナム
ならではの ほんのり甘い 独特の香りのするスープとなりましたよ。
私達もアジア圏のこの香りは 大好きですねー。

次の一品は きっと皆さんも 家庭で作られた事もあるのでは?と
思いますが そう! 春巻きです。
スーパーではたいてい春巻きの皮が 普通に売られるようになり
ましたね。一瞬水にくぐらすだけで トローンと柔らかくなりますよんr。
もたもたしていると くっついて 失敗することも多々ありますが・・・。
中に包む具材は エビ、シソの葉、レタス、きゅうり、人参、そして
豚肉と美味しさ、彩りもよく 食欲をそそりますね。
お皿に彩りよく具材を配置。 さあいつでもいただけますよ。
テウさんは余った具材が有ると ささっと卵焼き的な一品を作って
置かれます。きっとお母様が料理上手な方だったと一言。
なるほど・・・ しっかりお母様の料理を受け継がれているのでしょうね
最後のお楽しみのデザートはなんでしょうねー。
「ちぇー クック バック」という 寒天ゼリーの一品だそうですよ。
牛乳にゼリーを入れしばらく浸します。小さな火で沸かして ホイップ
を加え、火を落とします。

それぞれ色をつけましょう。ピンク 緑 赤 となんてかわいい色
でしょう!!
器に入れて 冷蔵庫で固まるのを待ちましょう。
 
ベトナム料理の特徴は 何と言っても 彩りの鮮やかさだと思います。
ベトナムは19世紀~20世紀 フランスの植民地であった為
フランスの食文化の影響も大きいそうです。
米作であることから 基本的には味付けをされた米文化である事。
麺類や春巻きの皮もお米から。
そして豊かな調味料・・・コリアンダー・ドクダミ・タイバジル・ニョクナム
オキアミやエビのペーストなど 枚挙にいとまがないくらいですね。
皆さんの中にも ベトナム旅行をされて ベトナムの食に魅了された
かたも多いのではないでしょうか。かの言う私は 残念ながら未だ
ないのです。一度は行かなくちゃ!!!ですね。
 
 今日の講師テウさんもお母様がお料理上手との事。
手際の良さは見事です。
ご自宅ではプラムのシロップ漬けもされたり、畑も野菜や、食卓に
必須のシソに似た葉物類、チンゲンサイ、クーシンサイ、パクチー等
本当に素敵な女性ですね。

今日はキッチン許容人数の半分に制限されて 皆さん集まりました。
毎日いろいろな事に制限を受けて 窮屈な毎日ですが ほんの一時
楽しい時間をみなさんと過ごす事が出来ました。
テウさん 有難うございました。
   
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