日 時 | 2019年 4月 13日 |
国 | 中 国 (北京 |
講 師 | 王 会英 (おう かいえい)さん |
料 理 名 | 肉まん ・ 味噌粥 ・ 杏仁豆腐 |
料 理 名 | 写 真 | |
平成31年度は【令和元年】となる記念すべき年となりますね。 さあ、今年度初めにおいで頂いたのは中国は北京からの講師さん 王会英さんです。日本在住25年の奥様です。ところで・・・ この「なるほど世界の料理グループ」は、ほぼ45年という長い歴史を 重ねてきました。これはきっと自慢すべきグループだと誇りに思います。 習ってきた国も何と100カ国を超えているんですよ。すごいでしょ!! それだけ広島に在住またはステイされている国がバラエティに富んで いるということにもなりますね。 さて今日お招きした中国は調べてみると、なんと10年近く お料理を 習っていませんでした。そんな中で王さんをお招きした事はとても うれしいことですね。 |
||
今日 王さんが最初に教えて下さるのは、”肉まん”です。 どこでも売っていて、私達もよく買って食べている肉まんですが さて実際に作るとなると、う~ん!!と二の足を踏む私達です。 今日は本場中国の家庭料理である”肉まん”を手取り足取りで教えて いただけるようですので、頑張りましょう。 王さんは料理開始の30分前にキッチンに来て下さって 4班分の 粉の準備や調味料をそれぞれに器に分け入れて下さいました。 粉にイースト菌と砂糖、油など入れてよく捏ね、滑らかにひとつに まとまったらボール入れたままラップをし、30分位置いて醗酵させます。 その間に中にいれる”あん”を作りましょう。 |
||
今日は豚ミンチを使います。他に干し椎茸、玉ねぎ、白ねぎ。 調味料は濃い口醤油、塩、ごま油などを加えます。 粘りが出るまでよく練って肉まんの数に当分しておきます。 寝かせておいた粉を見るとボールいっぱいに生地が膨らんでいます。 いいですねー。講師の王さんは大きなまな板の上に打ち粉をし、生地を長~く伸ばし当分に分け、生地を包んでいきますよーと。 手さばきも鮮やかにあっという間に美味しそうなアンを包んだ肉まんが 出来上がりました。「さあ、みなさんもそれぞれに作ってみましょう!!」と言われ、それぞれが自分のテーブルについて肉まんを作り始めました。 慣れるまで皆さん生地と格闘です。 |
||
講師さんの手ほどきでメンバーの皆さん、中身が飛び出すことなく 上手におまんじゅうが出来始めました。 次にそれを蒸し器に入れ、蒸します。蒸し方も王さんは厳しく指導。 中華鍋にはった湯は沸騰させないこと! まだぬるま湯の時に蒸し鍋を 置いて蒸し始め、蒸し器から湯気が立ち始めて15分くらいで火を止める。 その瞬間にパッと蓋を一瞬開けて、再び蓋を閉じる。 その作業が王さんの教えて下さった“コツ!”でした。 その一瞬の作業が肉まんの美味しさを分けるそうです。 各テーブルごとに見て回ってくださり、メンバーはニコニコ顔で肉まんが 蒸しあがるのを楽しみに待ちます。 |
||
さて、次にピータン粥を作りましょう。 米を研いで水に浸ける。深鍋にお米、水を入れ煮始めます。 沸騰したら灰汁をとり、弱火で20分位 煮込みましょう。 小松菜を2センチくらいに切って加え10分位煮込んだあと、ピータンを 切って加えます。 更にだし入りの味噌を加え、沸騰したら出来上がりです。 お味噌の香りがし始めると、美味しそうな粥が出来ました。 中国の食卓にはよく粥が出るのは有名ですねー。いろいろな粥がある事もよく聞きます。 健康に良いクコの実が入ったものや棗を入れたものなど、多種多様の粥があると聞いた事があります。今日の粥もほっこりするような身体にやさしい粥のようです。たのしみ!!! |
||
今回のデザートは”杏仁豆腐”ですよ。冷蔵庫で冷やし固めるので 肉まんを蒸している間に作りました。王さんは日本では簡単に美味しく 出来るインスタント杏仁豆腐が売られているので、それを使いましょう! とおっしゃいました。 私達は指示いただいた商品を調達したのですが、どうやら王さんが いつも買われるのと違っていたようで、近くのお店に再度買いに走りました。少し予算も余ったので、美味しい果物のおまけもつけました。 会計さんの優しい心遣いでした。 さあ、肉まんも蒸しあがり、お粥さんも出来上がりました。 杏仁豆腐も冷蔵庫ですでに固まっているでしょう。楽しみです。 |
||
王さんは時間を考えながら、段取りよく指導してくださいました。 ほんとに有難うございました。やはり時間の限られた私達のキッチン料理では打ちあわせが大切。 途中で買い間違いの食材、足らなくなる材料、買い忘れ!などがあると大変!! 班の人も大変ですし、講師さんにも迷惑をかけます。つくづく打ち合わせの大切さを感じます。当番にあたった人はそれを考えながら一人一人が頑張っています。この会がもっとメンバーが増えて活気有るグループとして続いていくよう今年もがんばりましょう。この楽しい会にこのホームページをご覧頂いた方是非参加してみてください。楽しいですよ。 |