2019年2月 なるほど世界の料理  (フランスの家庭料理)

日 時 2019年 2月 23日                                                   
フランス 
講 師 マイケルさん と ユーゴさん 
料 理 名 キノコのオムレットサラダ ・ 鶏モモのブランケット(シチュー)・ チョコレートムース
 
         料   理   名            写       真 
さあ 2019年2月 平成の年もあと少しで終わるのですね。

今月私達の料理教室に来て頂いたかたは何と”フランス”の若者
お二人です。
マイケルさんとユーゴさんです。お二人とも背の高いハンサム青年です。
来日されたのはお互いに違うようですが、日本語をお勉強されています。
マイケルさんがメニューを考えて下さり、ユーゴさんもしっかりとサポート
して下さるようです。最初に作って頂くのは、デザートですよ。
冷蔵庫に入れて2時間くらい冷やす為、まずこれにとりかかりましょうと!とマイケルさん。
教えて頂くのは”チョコレートムース”です。楽しみですね。
まず卵を黄味と卵白とに分けますよ。
黄味の方はチョコレートを加えて攪拌。もったりとしてきます。
今度は卵白の方を少しお塩を入れて泡だてます。
 ボールを逆さにしても落ちてこないくらいまで 硬く泡立てましょう。
最後に両方をあわせてムース状になったら器に入れて冷蔵庫で
冷やし固めます。

本当は2~3時間くらい冷やすといいそうですが、今日は時間にも制限が
あるので、早めに頂きましょう。でも美味しいこと間違いありませんね。
次に”鶏もも肉のブランケット”ですね。

ブランケットっておしゃれなネーミングですが、意味は?
実は このブランケットというのは”シチュー”の事だそうです。
今日はたっぷりのチキンのもも肉が用意されていますよ。
最初にお鍋の中に水、タイムと月桂樹を糸でくくって一緒に入れ、
沸騰するまで強火で煮ます。
そこに玉ねぎにクローブを差し込んだものを丸ごと入れてニンニク塩と
コショーで中火で煮ます。煮た後に鶏ももに入れて煮ましょう。

別の鍋にジャガイモと人参を入れ塩・コショーをし、中火で煮込みます。
さらに チキンも加えます。

その間にブランケットを作りますよ。

フライパンを弱火にし、バターと小麦粉を混ぜ温めます。
トロリとしてきたら2カップの出汁を加えダマにならないように混ぜます。
フライパンを火からはずし、そこに卵黄を入れすばやく混ぜます。
フライパンを再び火に戻し、先ほど煮込んだチキンと野菜を加えます。
さあ、美味しそうなシチューの出来上がりです。
恥ずかしながら私の作るシチューはインスタント シチューなので
次には今日習ったこのシチューに挑戦しようと思います。

さあ次の料理は”キノコのオムレットサラダ”です。

キノコはマッシュルームを用意。
まずドレッシングを作ります。ボールにマスタードを中匙1くらい入れ、酢も
大匙1、そして塩、コショーも加えます。混ぜながら油大匙3を入れます。
味をみて、好みの酸っぱさにしましょう。
さてオムレット作りです。中火できのことニンニクを焼きます。
小さなボールに卵、塩とコショーを入れ、フォークや泡だて器で混ぜます。
混ぜた後はパセリをみじんに切って加えます。きれいですね。

フライパンに卵を入れ、蓋をします。弱火で10~15分くらい焼きます。
ほぼ火が通って焼けたら それぞれ人数分に切り分け、お皿に並べ
レタスを添えていただきます。
サラダの上にはドレッシングをかけましょう
フランスではこのオムレットを食事の最初に頂くのだそうです。

オムレットがお腹の中に入りましたら、お皿を片づけて、次の
鶏もも肉のブランケットを食卓によそおいます。
今日はフランスの食卓マナーも教えて頂きました。
 

今月のフランス料理を担当してくださったマイケルさんは自宅で事前に
何度もリハーサルをご自分でしてくださり、国のお母様とも連絡をとり、
この料理にのぞんでくださいました。

そして 当番班が作るレシピもご自分で作成してくださったと班長さん。
ほんとに感謝!感謝ですね。
デザートのチョコレートムースも もう少し冷蔵庫で冷やしていただくと
固まって食べやすかったと思いますが、それでももったりしたとても
美味しいデザートに仕上がっていましたよ。
   
  今日はお二人のかっこいい青年においでいただき、
料理教室は笑いの耐えない楽しいキッチンでした。
またの機会にお呼びするかもしれません。

マイケルさんは日本で就職したいとの事。うれしいことですね。

お二人とも 市内レストランでバイト中ですので、皆さんも偶然また
偶然お会いする機会があるかもしれせんね。
その時は気軽に声をかけてあげてくださいね。
さて 3月はアメリカですよ。是非お楽しみに。
   

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