日 時 | 2019年 1月 19日 |
国 | アフリカ マラウイ共和国 |
講 師 | GWEDELA MAYESO (グェデラ マエソ)さん |
料 理 名 | ニエン(金時豆料理) ・ ウンフク ヨカジンガ (骨付きチキン料理) ・ マビリンガーニャ (茄子料理) |
料 理 名 | 写 真 | |
さあ 2019年1月 そして平成最後の年ですね。 何だか感慨深い ですね。 今年最初に私達の料理グループにお招きしたのは何と! アフリカからの素敵な留学生さんです。 広島大学で神経科のお勉強を されています。トータルで5年広島に居られて現在二年が過ぎたそうです。 少し日本語も話されていますが・・・むつかしいでーす!!!と。 マラウイという国は日本人でもすぐにはアフリカのどのあたりに位置 しているか答えられる人はいないでしょうね。 アフリカの中央に位置する縦長の小さな国でした。首都はリロングウェ そして国土の20%をマラウイ湖が占めているそうです。他に小さな湖も 2つあるようです。 |
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湖の魚はとてもカラフルで、マラウイではカラフルな魚は毒を持つ魚が 多いので、黒やグレーの川魚しか食べないとの事でした。 さて今日の料理はとてもユニークで、紫玉ねぎ、ピーマン、トマトの 3種類野菜を炒めてソースとして、主食材、チキン、金時豆、なすびの 3種類に合わせていただくというものです。そして味付けは塩のみ!! なので、野菜と主の材料の本来の味をしっかり楽しめそうですね。 まずはチキンの足NI切り目を入れ、関節で分けて食べやすくします。 お鍋に油を入れ、チキンにだいたい火が通るまで炒めてしばらく煮ます。 次にフライパンにキャノーラ油を入れ、チキンに焼き目を付けます。 焼き目の付いたチキンを鍋にもどし、大きめのトマトみじん切り、紫玉ねぎピーマンを入れ煮込みます。弱火煮込みましょう。あまりクタクタに 煮込まないようにし、火を切ります。 |
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さてお次は豆が主材です。洗った豆はかぶるくらいの水を入れて 1時間~1時間半くらい煮て、柔らかく煮ておきます。 後で豆を入れて調理するので、あまりクタクタに煮込まないようにします。 鍋に少し水が残った状態で、みじん切りのトマト、紫玉ねぎ、ピーマンを 加えます。味付けは塩だけです。 不思議な事に、塩を加えるだけで、豆本来の甘味が出てきて、とても メンバーは感動していましたよ。 マエソさんは、日本に来た時、お店で売っている金時豆を煮たものを 買って食べて、あまりに甘いのでとってもびっくりしたと、打ち明けて 下さいました。 |
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さて次は茄子が主役ですよ。 フライパンにキャノーラ油を入れ、みじん切りにした紫玉ねぎ、トマト ピーマン、茄子の順に加えます。 塩で味を整え、弱火で野菜の水分で煮込みましょう。 状態を見て水を注ぎましょう。 茄子もトマトも形が崩れてきたら火を止めましょう。 それぞれに主材が違うので、面白い料理となりましたね。 そして今日はマラウイの主食、日本で言えばご飯ですが、白とうもろこし の粉で作るNSIMA..(.シマ)というものを作って下さいました。 勿論粉は真っ白です。それに温めた湯を注ぎ、かき混ぜ、餅状にします。 木杓子で丸く型にすると、出来上がります。みんなすごーいっ!!と。 |
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マラウイでは沢山のトウモロコシが収穫出来るので、勿論主食となるようです。 ネット情報ではこの”シマ”の出来、不出来で男性からのお嫁さん候補が 左右されるそうです。マエソさんはとても上手でしたよ。 そして食べ方が独特で、右手の指先でシマの塊から少しづつ つまむ ようにして、口元へ運びます。マエソさんが模範をしめしてくださいました。 そして、このシマにおかずになるものも加えていただくんですね。 マエソさんが教えて下さった料理で、今日は出来なかったのですが、かぼちゃの葉とカボチャを茹でてスライスしたトマトなどを鍋に入れて水を加え 混ぜたピーナッツの粉を加えゆでたものも美味しいそうです。 |
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今日はいろいろと興味有り、面白いお話を聞かせて頂きましたね。 会員の皆さんもほんとに始めての経験をして、とても和気藹々のキッチンに なりました。マエソさんとの記念写真もテレながらでも、うれしそうに写真に おさまっていただきました。 マエソさんも来られた時よりも、ニコニコと緊張もほぐれてうれしそうな 様子でした。ほんとに有難うございました。 |