2019年11月 なるほど世界の料理  (ベネズエラの家庭料理)

日 時 2019年 11月 16日                                                   
ベネズエラ
講 師 ヨネクラ トーレ クメジさん 夫妻
料 理 名 アレパ ・ アロス コン レチェ ・ 黒糖レモネード 
 
         料   理   名            写       真 
皆さん お元気ですか。一年もあっという間に11月となって
しまいましたね。
月日がたつのがとても早いと感じるのは私だけでしょうか?
今月私達の料理グループにお招きしたのは ベネズエラのご夫妻
です。じつは私の知人の紹介で今日の講師さんにお会いする事が
出来ました。ご出身はベネズエラですが 日本とは深いご縁のかたで日系のご夫妻ですので とっても礼儀正しく そして楽しいかた
です。今日の料理の為に 前もってこまごました事を確認され
手落ちのないようにと 小さなことまで気を使ってくださいました。
ご夫妻に「自己紹介の文言を何か」とお願いしたところ、丁寧に
文書で綴ってくださいました。それによると・・・・
ベネズエラでは法律を勉強され、2017年にご夫妻で日本に
来られたそうです。
前述したように ご夫妻は日系2世で 2017年が最初に
日本の土を踏まれたのだそうです。ベネズエラの気候は乾季
と雨季だけで、年間通して 19.5度という 過ごしやすい
気温だそうです。日本に住まわれて早2年。 
でもいつまでたっても日本語はむつかしいと苦笑い。
そんなかわいいクメジさんです。今日の料理が楽しみですね。

アレパを作る前に 冷蔵庫で冷やして飲むという
「パペロン・コン・リモン」という 黒糖の香りと甘味が優しい
ジュースを作りましょう。
水を沸騰させ 大きなやかんかボールに入れ黒糖を入れます。
同じくそれにレモンジュースを加えましょう。
かき混ぜながら黒糖をよく溶かしましょう。
よく冷やして飲みますので 冷蔵庫に入れて置きます。
さあ、アレパに取り掛かりましょう。
使う粉はトウモロコシの粉です。日本ではほとんど手に入りません。
今日はクメジさんが ネットで韓国から 送ってもらったとの事で
準備して下さいました。まず大きめの鍋に水と塩、油を入れ混ぜながら 粉を少しづつ加えていきます。ひとまとまりになるよう
丸くします。
よくまとまったら 手のひら大に小さくまとまるようにします。
ご主人のコウイチさんもメンバーの配置された台ごとに見て回り
捏ね方を実演して 指示して回ってくださいます。
「みなさん上手ですよー!」と。 

中に挟む具材は、ハムとチーズ や 卵 など。
まずは アレパをフライパンで焼きます。ベネズエラではアレパは
朝食、ランチ、ディナー、結婚式や誕生日などのお祝いでも食べられ
スナックサイズの小さなアレパから、 手のひらを広げたような
大きさのアレパなど サイズはいろいろのようです。
挟む具材もハム チーズ お肉 野菜 など とにかくいろいろの
具材があるようです。
そして夜遅くまで遊んだあとでも 日本でラーメンでしめるように
ベネズエラでは このアレパで 最後をしめるそうです。

アレパが焦げないように 目を離さないで焼きましょう。

今月はこの「なるほど世界の料理グループ」という私達の会が発足した
月という事で、毎回11月を誕生月にして、お祝いの品、ケーキとか豪華果物とか 特別の飲み物等 いろいろな品を添えて祝ってきました。今月もこの誕生月で 当番に当たってメンバーは いろいろ考えて今回は一人一人違ったケーキを発注して 時間に合わせて
配達して
もらいました。 
今日は講師さんを紹介して頂いた方のお子さんで 湊君という
かわいい男の子が来てくれました。

きっと喜んでケーキを食べてくれるでしょう。
お店から 時間通り8時前にケーキの箱が届きましたよ。
   

振り返ってみると 昭和63年にこのグループを発足したメンバーの

写真入りの記事がありました。
その時点で既に23カ国の料理を作ったことが書き記してありました。
ですから 現在この会発足以来35年くらい経つことになりますね。
こうして いろいろな国の講師さんを招き その国の料理を味わう
料理好きで 食べる事大好きのメンバーの集まりが現在を支えて
いるんですね。これからも 若いメンバーも沢山参加して ますます
この会を守り立てていってほしいと願うばかりです。

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